良質な仕事につながる休憩時間の確保

良質な仕事をするには、休憩時間をしっかりと確保することが重要だ。
それは、看護師にとっても同様といえる。看護師が休憩時間をとらずに仕事をし続けていると、心身ともに疲労してしまい、ストレスが溜まることとなる。集中力が持続せず、仕事中にミスが起こるほか、看護師同士の連携もうまくいかなくなるだろう。
患者の命にもかかわる問題であるため、休憩時間が確保できない場合は、早く上司に相談することが必要だ。あるいは休憩時間が確保できる職場への転職が良いだろう。
休憩時間が確保できる職場には、いくつかの特徴が存在している。

その一つが、ライフワークバランスに取り組んでいるということだ。
看護師は女性が多い職場で、出産や子育てによって退職してしまう人も多い。これらの人々が働き続けることができるよう、ライフワークバランスに取り組み、短時間勤務などを取り入れている場合、スタッフを大切にしている証ともいえる。休憩時間を確保し、スタッフの労働環境を守ってくれるだろう。

また、休憩室が確保されているというのも特徴の一つだ。
休憩は、ただ働かなければ良いというものではない。ゆっくりと体を休め、気を休めることができる環境が整えられていれば、効率的な働き方ができるようになる。
また、看護師の数が十分で、一人ひとりが落ち着いて働いているというのもその特徴だ。

看護師が慢性的に不足している職場では、休憩時間を確保することはできない。常に求人募集をしているような職場は不安であるため、職場見学をしてみて、看護師が余裕をもって働いてる職場なら問題ないだろう。