看護師が職場で実践できるリフレッシュ法は限られてくるが、皆無ではない。
一般的によく行われているのは、仮眠や間食、おしゃべりなどだ。
食後は満腹中枢が刺激されて眠たくなるという人が多いが、ここで我慢するのはなるべく避けたい。たとえ15分でも仮眠を取れば脳がクリアになり、集中力や判断力が増すといわれている。
看護の仕事を邪魔するものは眠気であり、眠気は冷静な判断力を奪ってしまう。思わぬミスを防ぐためにも、食後の仮眠は必要だ。
間食では甘いものが選ばれることが多い。これは、炭水化物を豊富に含んでいるのが一因だ。
炭水化物は脳の唯一の栄養となるため、不足しないように注意する必要がある。脳が正常に働いていない、しっかりと睡眠を取っているのに脳がぼーっとするといった場合は、炭水化物が不足している可能性があるだろう。
看護師は女性の割合が高く、仕事の合間に食べたり、おしゃべりしたりしてリフレッシュするという人が多い。仲間同士でお菓子を食べながらおしゃべりすることは、最高のリフレッシュタイムとなる。
リフレッシュは何も身体を休めることだけでなく、気分転換をすることも指している。職場でのリフレッシュはサボることではなく、よい仕事をするための習慣だ。実際にストレス解消を上手にできる人は、仕事もできるという人が多い。
勤務時間中にリフレッシュするのは悪いことだと認識する人は、ひたすら働こうとする。しかし、仕事の質を低下させることを考えれば、気を緩める場面を作った方が効率的だろう。